はじめまして。すずえ社会保険労務士事務所 代表の鈴永眞(すずえ まこと)です。
このたび、当事務所のブログを開設しました。
第一回目となる今回は、堅い実務の話に入る前に、私たちがどんな事務所で、これから何を発信していくのかをお伝えできればと思います。
医療機関の労務に特化した理由
社会保険労務士という仕事は、扱う業種を問わず幅広く存在します。
その中で、当事務所は病院・クリニックをはじめとする医療機関を中心にご支援させていただいています。
理由はシンプルで、医療機関の労務には、他の業種にはない難しさがあるからです。
- 交代勤務(シフト制)、日直・当直、変形労働時間制など、労働時間管理そのものが複雑
- 看護師・コメディカルの採用競争が厳しく、「辞めない組織づくり」が経営課題に直結する
- 患者様やご家族との関係の中で、職員をどう守るかという視点が必要
- 診療報酬や医療法など、労働法以外の制度とも密接に関わる
これらは、一般的な労務知識だけでは対応しきれません。
医療機関の現場を継続的に見てきたからこそ見える論点があると、日々の業務の中で実感しています。
全国対応、そして関西の現場感覚も大切に
当事務所は、Chatworkやオンライン会議ツールを活用し、全国の医療機関の皆様とやり取りをさせていただいております。
場所にとらわれず、必要なときに必要なご相談をお受けできる体制を整えています。
一方で、関西エリアのお客様には直接お伺いする機会も大切にしています。
画面越しだけでは伝わらない現場の空気感を知っておくことが、遠方のお客様への提案の質にもつながると考えているからです。
これから何を発信していくか
このブログでは、以下の4つのテーマを軸に、定期的に発信していく予定です。
①医療機関の労務実務
固定残業代の設計、年次有給休暇管理、当直勤務の取り扱いなど、現場で実際に相談を受けている内容を、できるだけ具体的にお伝えします。
②看護師・コメディカルの採用定着
「なぜ辞めるのか」「どうすれば定着するのか」を、労務制度の側面から考えていきます。
③カスタマーハラスメント対策
2026年10月の法制化を控え、患者様・ご家族対応の中で職員をどう守るか、院内ルールづくりの視点をお伝えします。
④健康経営
制度としての労務管理だけでなく、職員の心身の健康に投資するという、これからの医療機関経営に欠かせない視点を扱います。
いずれも、経営者・事務長・看護部長といった「組織を動かす立場」の方に、明日から使える視点をお届けすることを意識して書いていきます。
最後に
30年以上、マーケティングや営業の仕事に携わってきた経験から一つ実感していることがあります。
それは、「良い取り組みも、伝えなければ存在しないのと同じ」だということです。
医療機関の労務は、地味に見えて、実は組織の土台そのものです。
この場所で、これから少しずつ、実務で役立つ情報を積み重ねていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
すずえ社会保険労務士事務所
代表 特定社会保険労務士
鈴永 眞


